夕方、庭ではリボンちゃんが電線の上で羽づくろいをしていました。
ママもパパも姿は見えません。
きっと今日の一日のルーティンを終え、静かに夕暮れを迎えていたのでしょう。

私も、その姿を見ながら、この一週間を振り返っていました。
帯状疱疹と診断され、久しぶりに「病気と向き合う生活」が始まりました。
これまで八年ほど、大きく熱を出すこともほとんどありませんでした。
コロナ禍以降、手洗いや換気、人混みを避けることを心掛けるようになり、毎年冬に繰り返していた発熱も不思議なほどなくなっていました。
病院へ行く機会も少なくなり、母の付き添い以外では、ほとんど受診することがありませんでした。
ところが今回は、夜も眠れないほどの痛みが続き、「これはおかしい」と思い、朝一番で病院へ向かいました。
先生は、
「痛かったでしょう。どうしてもっと早く来なかったのですか。」
と優しく声を掛けてくださいました。
経験したことのない痛みだったため、自分でも判断がつかなかったのです。
治療が始まり、少しずつ回復していきました。
そして驚いたのは、血液検査の結果でした。
先生が一つ一つ確認しながら、
「すべて大丈夫ですね。」
と手書きで丸を付けてくださったのです。
退職後に受けた健康診断では、コレステロールや貧血など、いくつか注意が必要な項目がありました。
それを思い出すと、今回の結果には本当に驚きました。
思い返せば、この数年で生活も少しずつ変わりました。
毎日のウォーキング。
チョコちゃんとの散歩。
きなこ豆乳。
朝のホットシナモン・レモネードティー。
そして、鳥さんやお花たちとの時間。
どれも特別なことではありませんが、毎日少しずつ続けてきたことです。
一方で、家族の介護が続いた時期には、自分の食事を忘れてしまうことも何度もありました。
気が付けば夜まで何も食べていなかった日もありました。
「あまり体に良いことをしていないな。」
そんな思いもありました。
それでも今回の検査結果を見て、
毎日少しずつ積み重ねてきたことは、決して無駄ではなかったのだと感じました。
もちろん、帯状疱疹になったということは、免疫力が一時的に低下していたという事実でもあります。
ですから、これからは無理をせず、しっかり休みながら免疫力を回復させることも大切にしていきたいと思っています。
昨日の診察では、
「だいぶ良くなりましたね。」
と先生がおっしゃってくださいました。
かゆみ止めも追加してくださり、
「朝は眠くなりにくい薬、夜はゆっくり休める薬にしておきますね。」
という先生のお心遣いにも感謝しました。
最後に、
「防犯パトロールはしても大丈夫でしょうか。」
と伺うと、
先生は笑いながら、
「そんなに行きたいんですか。」
とおっしゃいました。
「無理はしません。」
とお答えすると、
「それでしたら、ご自分の判断で大丈夫ですよ。」
と背中を押してくださいました。
その一言で、
「また少しずつ、元の生活へ戻れる。」
そう思えて、とても安心しました。
健康とは、病気をしないことだけではなく、
日々の積み重ねに感謝しながら、また自分らしい毎日へ戻っていけることなのかもしれません。
I’m truly grateful.