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リボンママの子育て

先日、チョコちゃんと少し早めのお散歩で公園へ行きました。

緑の芝生が広がる公園では、若い女性とお母様らしき方が小型犬を連れてゆっくりと歩いていて、とても穏やかな時間が流れていました。

その芝生の一番明るい場所を、一羽のカラスさんが歩いていました。

その姿を見た瞬間、昔のことを思い出しました。

チョコちゃんとの散歩の途中、ギャーさんとひなママがよく私たちのそばに来てくれていたことです。

付かず離れずの距離で歩き、時には藤棚の方へ飛んでいったりしていました。

今回のカラスさんも、写真を撮ろうとすると藤棚の方へ飛んでいきました。

その羽ばたき方を見て、私はすぐにわかりました。

「この子はもう無事に巣立った幼鳥ちゃんなんだな」

しばらくすると、もう一羽が現れました。

丘の上に並んだ二羽の姿。

きっと親子です。

その時、私は名前を付けました。

赤ちゃんは「リボンちゃん」。

そして、みどりママはこれから「リボンママ」です。

リボンママは、そっと寄り添うお母さんでした。

リボンちゃんが歩けば見守り、羽を少しバタバタさせれば近くで見守る。

そんな静かな子育てをしていました。

ギャーさんとひなママは、とても社交的で外交的でした。

だからこそ目立ちます。

しかしリボンママは違います。

必要以上に目立たず、静かにわが子との時間を大切にしているように見えるのです。

今年はまだリボンちゃんは我が家の裏庭には来ていません。

昨日の夕方、公園へ向かう途中でした。

ひなママたちとハシブトカラスさんたちの大きなコール合戦が聞こえてきました。

辺りはとても賑やかでした。

そんな中で、リボンママは違いました。

私とチョコちゃんの近くの木へ、そっとやって来てくれたのです。

そう。

これがリボンママなのです。

みどりママだった頃もそうでした。

周りが騒がしくても、いつも静かに近くへ来てくれる子でした。

私は昔から思っていました。

ピンクちゃんは特別な子だと。

オレンジ君は活発で、ギャーさんやひなママと一緒にどんどん行動していました。

けれどピンクちゃんだけは、電線の上に残っていることが多かったのです。

やっと降りて来ても少しだけ。

そしてまた電線へ戻ってしまう。

そんな穏やかで慎重な性格でした。

その性格は大人になった今も変わっていません。

ピンクちゃん。

ミラクルママ。

みどりママ。

そして今はリボンママ。

立派なお母さんになりました。

今まさに子育ての最中です。

どうか元気で健やかに過ごしてほしい。

そして親離れの日まで、リボンちゃんとの大切な時間をたくさん楽しんでほしいと思います。

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