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小さな瓶の中で咲き続けた黄色

昨年の12月30日、庭に植えた黄色いパンジーがありました。

冬の庭を明るくしてくれるような、とても鮮やかな黄色のパンジーでした。

ところが、1月の終わり頃のことです。
そのうちの一株が、カラスによって株ごと抜き取られてしまいました。

そばには、しおれた黄色い花びらも落ちていました。

もう駄目かもしれない。
そう思いながらも、ふと「もしかしたら」と思い、その花びらを小さな瓶に挿しました。

すると数日後、驚くことが起きました。

しおれていた花が、再びふわっと開き、まるで満開のように咲いてくれたのです。

しかも、その後も長い間、ずっと咲き続けてくれました。

冬のリビングを明るく照らし、
見るたびに心を和ませてくれる存在になりました。

現在は、あまりにも可愛らしかったので、
小さなペーパー皿の上にそっと花びらを乗せて飾っています。

今でもリビングの小さなポイントになっています。

いつか、その花びらをしおりにして、
そっと持っていたいと思っています。

そして、
カラスに抜かれなかった残りの株たちは、
今、庭で見事に咲き誇っています。

きっと、とても強くて良い株だったのでしょう。

新しい年が始まったばかりの頃に起きた、
私にとっての小さな奇跡。

今でもその黄色を見るたびに、
あの冬の日差しと、静かな喜びを思い出します。

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