12月の終わりに植えたパンジーたち。
1月、カラスに株ごと引き抜かれてしまったことは、以前の記事でも書きました。
その時、元に戻して植え直した株がいくつかありました。
この薄紫パンジーさんも、その一つです。
根が見えてしまっていたので、土を掘り起こして、そっと植え直しました。

少しずつ葉は元気になってきましたが、
ついていたお花は、しおれてそのままでした。
取った方が株には良いのかなと思いながらも、
なぜか私は、そのまま残していました。
すると3月6日の朝。
あのしおれて、しわしわになっていたお花が、再び開花したのです。

その時から私は、この子を
「強い薄紫パンジーさん」
と呼ぶようになりました。
さらに3月16日には、もう一つのしおれていたお花も開花し始め、

4月17日には、二つ並んで咲いていました。

お花って、こんなにもゆっくり開花するのですね。
咲いてから散るまでは、あっという間なのに、
つぼみから開花するまでには、長い時間がかかっていることを知りました。
その後は、本当に順調でした。

4月30日には、ふっくらとした種がつき、
5月4日にもまた種ができたので、そっと取りました。

そして5月12日。
以前取っておいた種が、ぱちんと弾けました。
小さな種の完成です。
この種を大切に保存すれば、
また新しい命につながっていくのかもしれません。
私は特別なお世話は、ほとんどしていません。
ただ一度、引き抜かれた株を元に戻すために、植え直しただけです。
あとは時々お水をあげるくらい。
それなのに、この子はどんどん咲いて、
種を作り、
次の命の準備まで始めています。
昨日はまた新しい種が二つできていて、
あまりにも可愛くて、思わず写真を撮りました。

種を取る時、
なんだかこの子が安心しきって、
私に身を任せてくれているような気がしました。
「お願いします」
そんな小さな声が聞こえてくるようでした。
最後は、今朝の様子です。
本当に可愛く咲いています。

ありがとう。
強い薄紫パンジーさん。