一昨日、自治会の年会費を無事に納めることができました。
帰り道、いつも通る道の途中に、お花をたくさん育てていらっしゃるお宅があります。
少しだけ立ち寄ってみると、ちょうど奥様がガレージでお花のお手入れをしていらっしゃいました。
私は思わず、
「この雨の中、お花様のことがいろいろ気になりますよね。」
とお声をかけました。
すると奥様は明るい笑顔で、
「この時期は、お花がぐんぐん育つんですよ。本当にすごいですよ。」
とおっしゃいました。
私はその一言を聞いて、とても嬉しくなりました。
台風や雨というと、つい大変なことばかりに目が向いてしまいます。
けれど、植物にとっては恵みの雨でもあるのですね。
そのあと奥様は、お庭へ案内してくださいました。
そこには、大きく見事に咲いた百合がありました。
思わず息をのむほど立派な姿です。
私はオリエンタルリリーが大好きで、昨年のお盆にも飾ったことをお話しすると、
「そうですね。この百合もその系統なんですよ。」
と教えてくださいました。
近くには優しいピンク色の百合も咲いていて、雨に潤った庭は生命力にあふれていました。
さらに奥様は、南の島で育つブーゲンビリアの苗も見せてくださいました。
「この子たちも、今年はまだまだ育つんですよ。」
と嬉しそうに話されます。
私は思わず、
「南の島で育つはずだったブーゲンビリアさんたちは、日本の梅雨をどう思っているのでしょうね。」
と申し上げました。
すると奥様は優しく微笑みながら、
「いいえ、あちらにはスコールがありますから。同じですよ。」
と教えてくださいました。
その瞬間、私の視野がふわっと広がりました。
私は「日本の梅雨」としか考えていませんでした。
でも世界には、同じように激しい雨が降り、その雨を受けて植物たちが力強く育つ場所があるのですね。
日本の梅雨から南の島のスコールへ。
ほんの短い会話でしたが、心の中で世界が広がるのを感じました。
自治会の集金という大きな役目を終えた帰り道。
思いがけず、お花の美しさと自然の豊かさ、そして世界の広さを教えていただきました。
「雨の日も悪くない。」
そんな優しい気持ちになれた一日でした。
たくさんの気づきをいただけたことに、心から感謝しています。
I’m truly grateful.