私は最近、宇宙や素粒子物理学について学ぶ時間を大切にしています。
本を読んだり、YouTubeで野村先生のお話を聞いたりしているのですが、その世界は、私たちが普段暮らしている感覚とはまるで違います。
素粒子は、私たちが思うような小さな粒ではなく、「ここにある」とはっきり決まっている存在ではありません。
観測されるまでは、ある場所に存在する確率として揺らいでいると考えられています。
また、宇宙では重力も一瞬で伝わるのではなく、時空を少しずつゆっくりと変化させながら影響していきます。
そして素粒子の世界では、私たちが想像するような滑らかな直線ではなく、とても不思議な振る舞いが起こります。
私たちは普段、
「これをして、次にこれをして、その結果が生まれる」
という直線的な世界で暮らしています。
だからこそ、このような話を聞くと、「そんな世界が本当にあるのだろうか」と思ってしまいます。
実際、野村先生も、
「物理学者だから感覚的に理解できるわけではありません。」
とおっしゃっています。
理論としては分かっていても、人間の感覚ではなかなか腑に落ちない世界なのです。
それでも、この理論のおかげで、私たちが毎日便利に使っているスマートフォンやGPS、コンピューターなど、さまざまな技術が実現しています。
つまり、理解できなくても、その理論は確かに私たちの暮らしを支えているのです。
そんな宇宙のお話を聞きながら、私は最近、あることを思うようになりました。
何でも急ぐ必要はないのだ。
ほんの小さな一歩でいい。
少しずつ積み重ねていけばいい。
宇宙そのものも、最初から今の姿だったわけではありません。
ほんのわずかな揺らぎから始まり、長い長い時間をかけて現在の姿になりました。
何万年、何億年という時間の中で、少しずつ形をつくってきたのです。
そう考えると、私たち人間も焦る必要はありません。
毎日の小さな積み重ねが、やがて未来をつくっていく。
そのことを宇宙が静かに教えてくれているような気がします。
だから私は、物理学を勉強しようと無理に時間を作ることはありません。
本を開きたくなったら開く。
YouTubeで先生のお話に出会えたら、その時間を大切にする。
そんな自然な流れを大切にしています。
私は、世の中に起こることに偶然はないと信じています。
目の前に起きた出来事には、それぞれ意味があり、まずはそのまま受け止めることが大切なのだと思っています。
重力が少しずつ時空を変えていくこと。
素粒子が揺らぎながら世界をつくっていること。
そうした宇宙の姿を知るたびに、私は不思議と安心します。
私も焦らず、丁寧に、一歩ずつ歩いていこう。
そんな気持ちになります。
宇宙は、私にたくさんのことを教えてくれています。
すべてに感謝いたします。
I’m truly grateful.