今日は、日が暮れてからコンビニへ行く用事がありました。
朝からそのことが頭にあり、どこか心が落ち着きませんでした。
普段は、なるべく午前中に用事を済ませるようにしています。
夕方や夜に出かけることはほとんどありません。
静かな住宅街を歩き、その先には車やオートバイが行き交う大きな道路があります。
夜になると、そのオートバイの音は家の中まで遠く響いてきます。
その音を家で聞くたびに、「私は今、守られている」と感じていました。
だからこそ、実際にその夜道を歩くことには、少し勇気が必要でした。
チョコちゃんとの散歩を終え、日没後に家を出ました。

門を出る時、空を見上げると、雲の切れ間から金星さんか小さく輝いていました。
まるで、
「いってらっしゃい。大丈夫ですよ。」
そう微笑んでくれているようでした。
そのあと金星さんは雲の中へ隠れてしまいましたが、その一瞬だけで十分でした。
私の心は、不思議なくらい軽くなりました。

帰り道は、静かな住宅街でもなく、大きな道路でもない、その中間くらいの道を選びました。
歩き始めると、朝から感じていた不安は少しずつ消えていきました。
夜の空気はひんやりとしていて、とても気持ちがよく、歩くほどに体はぽかぽかと温まってきます。
そして、
「ここは最近、防犯パトロールで歩いている道だ。」
そんなことにも気がつきました。
いつの間にか、夜道も少しずつ見慣れた景色になっていたのです。
すると遠くから、防犯パトロールの反射ベストが見えてきました。
活動を終えて帰宅される途中だったようです。
面識のない方でしたが、
「こんばんは。」
と笑顔で声をかけてくださいました。
私も自然に、
「こんばんは。」
とご挨拶しました。
その瞬間、不思議なくらい安心したのです。
地域の皆さんに見守られている。
そんな温かさを感じました。
さらに歩くと、チョコちゃんのお散歩でよくお会いする方に出会いました。
「今日はチョコちゃんはご一緒じゃないんですか?」
と声をかけてくださいました。
「今日はちょっと用事で出かけてきたんです。」
そんな何気ない会話も、とても嬉しく感じました。
そして家の近くでは、お隣の奥様がいつもの夜のウォーキングをされていました。
「こんばんは。」
という一言だけで、また心が温かくなりました。
振り返ってみると、朝からあれほど心が揺れていた夜の外出は、たくさんの優しさに包まれていました。
金星さん。
防犯パトロールの方。
チョコちゃんのお散歩仲間。
毎晩歩き続けるお隣の奥様。
まるで皆さんが、
「それでよかった。」
「大丈夫。」
と背中を押してくださっているようでした。
実は今日、私にはもう一つ、大きな決断がありました。
長い間考え続け、自分なりに悩み抜き、勇気を振り絞って選んだ道です。
その結果がどうなるかは、まだ分かりません。
けれど、私は今日、自分を信じて一歩を踏み出しました。
私は、良い種をまいたと信じています。
もちろん、これから雨の日もあるでしょう。
風の強い日もあるでしょう。
そのたびに、小さな芽を守りながら育てていくことになると思います。
でも、その先には、きっと豊かな実りが待っている。
そんな希望を胸に、今日という日を終えることができました。
最近、私の中で大切な言葉があります。
Trust myself.
自分を信じる。
その言葉を、毎日何度も心の中で繰り返しています。
今日の一歩は、その言葉を自分自身に証明できた一日でした。
I’m truly grateful.