2026年10月7日の朝。
お天気マークを見ると、今日は曇り。
けれども、その先には晴れのマークが並んでいます。
少し驚きました。
夏の終わりから秋の初めにかけて、雨や曇りの日が本当に長く続いていたからです。
毎日のように空は雲に覆われ、お星様のイベントがあっても、なかなか見ることができませんでした。
そんな日々の中で、季節は静かに進んでいたのですね。
朝、庭へ出ると、金木犀さんが迎えてくれました。
今年二度目のお花です。
枝いっぱいに小さな橙色のお花をつけ、庭だけでなく、家の近くを歩いているだけでも、ふわっと香りが届いてきます。

今年も二度咲きとなりました。
もう終わったと思っていたところに、もう一度こんなにたくさんのお花を見せてくださるなんて。
秋は、もうここに来ていたのですね。
数日前、お昼頃に西友へ向かって歩いた時のことを思い出しました。
外へ出た途端、
「ああ、気持ちがいい。」
と思いました。
空には青空があり、雲様も浮かんでいます。
桜並木には風が吹き、路面には枯葉が広がっていました。
その枯葉を踏みしめながら歩いていると、涼しい風が体を通り抜けていきます。
夏の間、お日様が出ればジリジリと暑かったのに、今は同じ日差しでも、どこか柔らかい。
雨の日が続いたあとだったからでしょうか。
久しぶりのお日様と、澄んだ空気と、涼しい風。
「秋って、こんなに気持ちがよかったんだ。」
そんなことを改めて思いました。

桜の木々も、少しずつ葉を落としています。
道を歩く人たちの服装も、いつの間にか秋冬へ。
長袖を着て、少し厚手の上着を羽織る方もいらっしゃいます。
私は少し厚めのシャツで歩いていました。
歩いていると体が温かくなるので、まだちょうどよいのですが、もう少ししたら一枚羽織るものが必要になりそうです。
ほんの少し前まで、
「まだ夏の続きみたい。」
と思っていたのに。
季節は、私が気づかない間にも静かに進んでいました。
そして庭では、もう一つ驚くことがありました。
百合さんです。
夏には何十本もの百合さんが咲きました。
もう今年のお花は終わったと思っていましたが、今になって、かわいらしく一輪咲いています。

そして、そのそばには、これから咲こうとしている百合さんもいます。

あと一週間ほどでしょうか。
季節外れではありますが、こうしてまたお花に会えることが、とても嬉しいです。
夕方、見晴らし台へ行きました。

空には雲様が広がっていました。
けれども、少しずつ西の空に色が入り始めます。
そして少し時間が経つと――

雲の向こうから、柔らかな夕焼けが現れました。
ずっと雨や曇りの日が続いていたからでしょうか。
こんな何気ない夕空が、とても嬉しく感じられます。
そして夜。
バードバスのお水替えなどを終え、東側の庭から空を見上げました。
すると、一つの明るい光が見えました。
土星さんです。

この秋、土星さんは強い光を放ちながら、夜空にいらっしゃいます。
その近くには水瓶座さんがあり、南の空にはフォーマルハウトさん。
夏の星々が突然いなくなったわけではありません。
ベガさん、アルタイルさん、デネブさん――夏の大三角さんたちも、まだ夜空にいらっしゃいます。
私は毎年、冬が近づく頃までベガさんを追いかけています。
星空もまた、ある日突然季節を変えるのではなく、ゆっくり、ゆっくりと次の季節へ移っていくのですね。
そして翌朝。
10月8日。
まだ夜明け前の東の空です。
前の晩、土星さんを見ていたのとほとんど同じ方向に、今度は細い三日月様が浮かんでいました。

上の方には木星さんもいらっしゃいました。
写真にはうまく写せませんでしたが、空では確かに一緒に輝いていました。

前の晩には土星さん。
そして朝には三日月様と木星さん。
ほんの数時間の間にも、空は違う景色を見せてくださいます。
今年の夏は、雨や雲に覆われた日が多く、ゆっくり星空を眺める機会があまりありませんでした。
だからこそ、久しぶりに空が開けた時、
「ああ、もう秋になっているんだ。」
と、急に気づいたような気がしました。
金木犀さんの香り。
涼しい風。
枯葉の道。
季節外れに咲いてくれた百合さん。
夕焼け様。
そして夜空の土星さんと、夜明け前の細い月様。
秋は、突然やって来たように感じました。
でも本当は、ずっと前から少しずつ、少しずつ、私たちのそばへ来ていたのでしょう。
これから始まる秋の日々が、とても楽しみです。
すべてに感謝いたします。
I’m truly grateful.