先日、鳩カフェでスマホを見ていましたら、ゴッホの「星月夜」についての記事が目に留まりました。
以前から少し気になっていた作品です。
記事によりますと、最近の研究で、絵に描かれた天体の配置が、実際の夜空に似ているのではないかという説が発表されたそうです。
それは、1889年7月22日ごろの、フランスの夜明け前の空。
絵の左下には、大きく輝く金星さん。
右上には、大きな光に包まれた細い月様。
そして、その間に描かれた星々は、おうし座のヒアデス星団ではないかと考えられているそうです。
おうし座の明るい星、アルデバランも、その近くに見えます。
星座が好きな私は、さっそく「Stellarium」という星空のアプリで、その頃の空をシミュレーションしてみました。
すると、金星さんが昇っていらして、おうし座のあたりには細い月様も見えます。
月様は、下弦を過ぎて、新月に向かっていく頃です。
画面を眺めながら、「本当に、絵の構図とよく似ているわ」と、うれしくなりました。
もちろん、絵がいつの空をもとに描かれたのかについては、以前から1889年6月とする説もあり、まだいろいろな考え方があるようです。
私も6月の空をアプリで見てみました。星座の位置や月様の形を確かめながら想像をふくらませるのは、とても楽しい時間でした。
100年以上も前に、フランスでゴッホが見上げたかもしれない空。
そして今、私が日本で見上げている空。
時代も場所も遠く離れていますが、同じ月様や金星さん、そして同じ星座を見ているのだと思うと、不思議な気持ちになります。

2025年7月20日 午前3時57分
夜明け前の空に輝く月様と明けの明星さん
自宅の東側の空

Stellariumで確かめた、同じ日の午前3時57分の東の空。おうし座の中に、月様と金星さんが見えました。
地球上のそれぞれの場所から、私たちは空を見上げています。
そこに見つけた美しさや、そのときの気持ちを、言葉にしたり、写真に撮ったり、絵に描いたり……。
ゴッホは、絵画という形で、その思いを今の私たちに残してくれたのですね。
ゴッホが日本の浮世絵に心を動かされ、日本に強い関心を持っていたことも、以前から知っていました。
そう思うと、フランスの空と日本の空が、また少し近く感じられます。
お星様たちは、時や場所を越えて、私たちに夢や希望、そして力を届けてくださっているのかもしれません。
今日も鳩カフェで、ひとつ楽しいことを学ばせていただきました。
鳩さんたち、ありがとう。
ここは、私の学習場所にもなっていますね。
すべてに感謝いたします。
I’m truly grateful.