昨日の朝は、穏やかな朝でした。
やわらかな朝日が差し──
ひぐらし椿も皆、無事だろうと思っていました。
けれど、ふと見ると──
大きく咲いていた二つの花が、静かに落ちていました。
そして、そのそばに、小さな花がひとつ。
赤のひぐらし椿は、3月25日に蕾を見つけてから、
29日には五分咲きとなり、
30日には満開を迎えました。
高い場所で、風に揺れながら、
まるで他の椿たちを見守るように、
堂々と咲き続けていました。
そして、4月8日。
その花は、静かに役目を終えました。

もうひとつの、白地に赤い線の入った椿も、
同じように高い場所で咲き、
同じ日に、そっと落ちていました。
短い命と言われる花の中で、
その時間をしっかりと生き、
長く、そして美しく咲き続けていた姿に、
ただ静かな敬意を感じます。
ここに、赤いひぐらし椿の歩みを、
写真とともに残しておこうと思います。
















