今日は、ひぐらし椿のことを書きます。
最後の椿さんが、昨日の夕方、ひとつ落ちました。
雨が降り始めた、まだ少し明るい時間でした。
予報では今夜は一晩中雨が降り、風も強くなるようでした。
その前に回収することができて、ほっとしました。
実はこの椿さんから、
一昨日、行動する勇気をいただいていたのです。
一昨日は、素晴らしい方とのめぐりあいがありました。
そして「ラッキーくん」というほうきを買うタイミングにも恵まれました。
その日は三度も外出しました。
チョコちゃんのフードを買いに行き、コンビニへ行き、スーパーへも行きました。
どうしてこんなに行動できたのだろうと思います。
道路に向かって凛として咲いていたこの椿さんが、
出入りする私を、やさしいまなざしで見送り、迎えてくれていたからだと思います。

けれども、花は咲き、そして時が経ち、雨も降ってきます。
自然のことわりは、そのまま受け止めます。

この椿さんは、私にたくさんの素晴らしい種を蒔いてくれました。
門先でお花の手入れをしていらした方との語らい。
買えずにいたほうきを手にすることができたこと。
そこからまた、いろいろな出来事が広がっていきました。
落ちた椿を手に取ると、その小ささに驚きました。
シーズンの終わりに咲いた花なので、大きさは半分ほどでした。
けれども、咲いている間は、胸を張っていたのですね。
とても大きく見えていました。
どんな大きな椿よりも、私には大きく感じられました。
人の大きさというのは、内から出る輝きによるのですね。
こんなにも素晴らしい気づきをくださって、
今年の椿は、静かに幕を下ろしました。
また季節は巡り、
夏が来て、秋が来て、落葉樹が葉を落とし、
やがて緑の葉がみずみずしく輝きはじめ、
年が明け、早春のころには、
また美しい椿を咲かせてくださるのでしょう。
これからどんな季節が訪れるのでしょうか。
どんな時間が待っているのでしょうか。
今からもう、楽しみです。
今年はブログに残すことができ、
文章や写真とともに、心の整理も自然に進みました。
今朝見た木々の緑の葉は、
きらきらと美しく輝いていました。
まるで椿さんが「ありがとう」と言ってくださっているようで、
私は「こちらこそ、ありがとう」と、思わず微笑みました。
ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございます。
どうぞ、よい一日をお過ごしください。
