昨日の夕方、ブログを更新したあと、裏庭へ向かいました。
すると――
さきほど期待の星として書いた、八分ほど開いたひぐらし椿が、
まるで花吹雪のように散っていました。
高いところから落ちたためか、
その姿は一輪ではなく、ひとひらひとひらの花びらとなって、地面いっぱいに広がっていました。
もしかすると、ブログを書いている時には、すでに散っていたのかもしれません。
それは分かりません。
それでも、あのやさしい姿を、最後のかたちとしてブログに残せたことを、よかったと思うようにしました。
というのも、その椿はとても高い場所にあり、
つぼみや三分咲きの姿を見つけることが難しく、
本当に昨日、ようやく見つけたばかりだったのです。
うれしくなって、思わずブログに書いた――
その矢先の出来事でした。
朝から、目を離したほんのわずかな間に、
多くの椿が一斉に落ちてしまい、
まるで別の世界に移ってしまったかのように感じたあの時間。
個々を見分けることもできなくなり、
ただその変化を受け止め、静かに眺めていました。
そういうこともあるのだと、少しずつ理解し、
気持ちを整えて、ブログを書き、
ようやく落ち着いた、その夕方でした。
けれど、その光景の中で、ふと目に入ったのは、
小さな若いつぼみでした。
場所はとても良いところにあります。
ただ、この時期のつぼみは、そのまま落ちてしまうことも多く、
無事に花開くかどうかは分かりません。
それでも、その行く先を、静かに見ていこうと思います。
見守る、という言葉ではなく、
自然のなすことを、そのまま受け取りながら――
そして、静かに受け入れながら、
心の中に、やわらかな希望を持っていたいと思います。
今朝、裏庭に出ると、
残った二つの花が、静かに咲いていました。
たった二つの花ですが、
思わず声をかけたくなるほど、うれしく感じました。
ひぐらし椿が咲き始めたのは、三月八日。
気がつけば、一か月以上の時間が過ぎています。
今年は初めて、その姿をブログに残すことができました。
写真として手元に残すだけでなく、
誰かの目に触れるかもしれない場所に置くことができたこと――
それもまた、ひとつの喜びのかたちのように思います。
今、ひぐらし椿の大きな木の下で、
ただ、感謝の気持ちが静かに広がっています。
見てくださる皆さまへ、
そして、ひぐらし椿へ。


