昨日の夕方、日没後にバードバスのお水替えをしていました。
ふと西の空を見上げると、高いところで金星さんが輝いています。
庭の奥へ回ってさらに空を見ると、今度は木星さん。
そしてプロキオンさんもまだ見えていました。
でも、もうオリオン座さんは見えません。
「あれ、まだあのお星さまが残ってる」
そう思って見ていた星は、位置関係からすると、もう獅子座のレグルスでした。
南を見ると、アークトゥルスが目の前にあります。
本当に春のお空になったんだなぁと思いました。
時間で言えば、ちょうど19時頃です。
星空情報では、よく21時頃を基準に季節の星座が紹介されます。
でも実際には、19時頃の空を見るだけでも、季節の移り変わりがはっきりわかります。
今、21時頃にベランダから南の空を見ると、春の星座たちはもうかなり西へ移動しています。
そして少し東を見ると、もうさそり座や、夏の星座たちが少しずつ姿を現し始めています。
私はこの冬、ずっとオリオン座さんを追いかけてきました。
富士山の見える西の空へ行き、
今日も見えた、
今日も会えた、
そんな気持ちで空を見上げていました。
先週も、富士山の方角で、ギリギリ西に沈みかけるプロキオンさんを見ました。
もうベテルギウスさんは見えません。
けれど木星さん、双子座のカストールさん、ポルックスさんはまだ高いところにいて、
さらに北寄りには、ぎょしゃ座のカペラさんも残っています。
そして西の空の中ほどには、金星さん。
今の私の夕方は、
頭上高くの木星さん、
カストールさん、ポルックスさん、
そして西に輝く金星さん。
そんな星たちに見守られている時間です。
夜が深くなるにつれて、春のお星さまたちが空の中心へ進み、
さらに東には、さそり座が現れてきます。
お星さまたちの流れは、本当に早いです。
私たちは毎日同じように暮らしているようでいて、
空の上では、季節がどんどん進んでいく。
少し暑くなったなぁと思った頃には、
もう空の景色は大きく変わっています。
だから私は、お星さまたちを見るたびに、
「自分もちゃんと季節と一緒に進めているだろうか」
そんなことを思います。
オリオン座さんは、私にとって特別なお星さまです。
初めてでも見つけやすく、
周りのお星さまたちとの位置関係もわかりやすい。
そして何より、1等星たちが本当に美しい。
私はこの冬、寒さをあまり覚えていません。
覚えているのは、
冬の夜空、
年末の慌ただしさ、
新しい年を迎えた空、
そしてそのたびに見上げたオリオン座さんです。
「今日も会えた」
そんな気持ちで、毎日見ていました。
でも、そろそろ追いかける季節は終わりです。
また秋になれば再会できます。
本当に会いたくなったら、
7月や8月の早朝に起きれば、また会うこともできます。
でも今は、春から初夏へ移っていくこの空を楽しもうと思います。
チョコちゃんとの散歩も、数日前から昼間の時間に変わりました。

これからは、
緑の美しい季節、
木漏れ日の中の散歩道、
カラスさんたち、
他のワンちゃんたち、
散歩をしている方々との出会い。
そんな時間を楽しむ季節になるのだと思います。


そして夜にはまた、
家の庭や2階のベランダから、
静かに空を見上げようと思います。